空手、武道の世界には本来「一子相伝」とか「門外不出」と

言った言葉がが有りますが、現代は情報社会、インターネットの普及を始め幅広く情報が共有される時代となりました

ここではあえて、四十数年に渡る私の空手修業の中で、学んだ技術解説動画を公開することで、空手と言う武道の素晴らしさを一人でも多くの方に理解して頂ければと願うと共に、空手を修行する方々には、何か一つでも自身の空手を

極めるきっかけに成って頂ければ幸いです。

動画のほとんどは、日々の稽古や講習会から抜粋したもの

であり技術解説用に編集したものではありません、指導している生徒が、子供や初心者の場合、一般部や選手の場合と様々な状況が有りますので、一つ一つの技や技術は、

当然、体格や身体能力、年齢によっても変わって来ます、

技や技術と言うものは本来人から学ぶと言うより己自身がやり込み答えを見つけるものであり、必ずしも答えは一つではありません、これは私が培ってきた技術の一つの例である事をご理解下さ。

 

      国際福祉空手道連盟 拳成館

      館長 黒澤貫太郎 

 

 

 

 

 

 

ワンツー膝追いかけて膝のスイッチ(交差)ステップを使って、顔面カバーと同時に身体を切る溜めの使い方と気合(呼吸)の使い方

「フェイク」とは本来、偽物と言う意味ですが、ここでは下段を蹴るふりをして、相手の意識を下段に誘い、上段の廻し蹴り

を決める「フェイクを掛ける」蹴り方を解説しています。

基本の内廻し蹴りと変則の内廻し蹴

中段後ろ蹴りの基本と実戦

飛び後ろ廻し蹴り、飛び回転内廻し、胴廻し回転蹴り、全て部位の使い方、腰の切り方、技の角度の異なる違う技である、

どれも一緒ごたにする人間が多いが一つ一つ違う技である、本音で言えば縦に蹴ろうが横から蹴ろうが斜めに蹴ろうが

当って相手が倒れれば勝ち、逆に言えばどんなに綺麗な技で有っても踊りでは無い、相手を倒せなければ技とは言わない

これが結論ですが、そのためにも基本を重視しそれぞれの技の特性を生かし稽古する事が重要である。

先を読んで相手の技を誘った組手技術、組手の基本は前に出る事である、しかし空手には後の先と言う言葉が有るが、

唯我武者羅に前へ出るだけでは無く、相手の攻撃パターンを見極め先を読んで技を掛けることがより有効である。

「点を中心として円を描く組手」・・・と一言で言うが、その動きを実戦で具現化するには?

ここでは、その動きの基本のいくつかを解説している。

裏の動きは、太極や平安の古典的な型の動作をベースにして回転の動きを 取り入れた言わば極真空手のオリジナルの稽古体系と言える。 この稽古により軸やバランス、重心移動と言った基本的な身体の使い方を養い、後ろ廻し蹴りや回転鉄槌と言った回転技に繋げて行く。

「型」の稽古について・・・これはあくまで私見であるが、型の稽古は、現代の言葉で言えば相手を想定して行うシュミレーションの稽古であったり自己鍛錬の稽古であり、組手(実戦)に強く成る為の稽古体系の一つだと言える。基本、移動、柔軟や

ミット打ち、ウェイトトレーニングと組手に強く成る為には様々な稽古体系があるが、型の稽古により呼吸(息の調整)意識の転換、力の強弱、技の緩急を学ぶ、その意味では型の為に型の稽古が有るのでは無く、上手な型を行う事が最終目的であっては成らない、その先に組手に強く成ると言う到達点がありその為の稽古体系の一つが型の稽古でなくては成らないはずであり、理に適った動きは必然的に優美な動きと成る。

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